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三本目のピアからリゾートに戻って 少し休憩である。
今回、、このダイビングで終わった うみぼうずさんは、、
心なしか、、渋々と機材を洗っている。
でも、、僕は四本目のダイビングがあるので
僕もまた、、渋々と船着き場へと向かったのであった。
☆ アニラオ ARC ☆ 16/Apr/'13
天候晴れ 気温34℃ 水温29,2℃
深度max25m 透明度10m 潜水時間54min。。
さて、、うみぼうずさんが抜けて
僕と中川さんの二人でポイントへ向かった。
リゾートから南下すること数分、、ARCは近いのだ。
それぞれ カメラを抱えてバックロールでエントリーすると、、
ロナルドを先頭に沖の深みへ向かった。
水深25m付近、、やがて遠くに一際目立つ物陰が見えた、、
それが沈む ヘリコプターである。
現役の頃はどんな姿で この空を飛んでいたのだろう、、
今では もうボロボロになって沈没したヘリコプターは、、
静かに そこに佇み、、サカナ達の共同住宅と変身して
その役目を担っていた。
どれどれ、、と ヘリコプターの住人の顔を伺った。
まず、、フロントガラスのフレームには
とっても大きなネッタイミノカサゴの夫婦、、
内部を覗くとオニカサゴの幼魚が神妙な面持ちである。
ヘリコプターの脇の砂地には これはキノコ?と、、思わせるウミウシがいた。
そこから、、しばし南へ移動すると散乱した土管があった。
ここもまた良い漁礁となり サカナ達の共同住宅である。
そこには、、なにしろ派手なブルーのソラスズメダイが乱舞している、、
そして砂地には、、
テーラーガーデンイールがガヤガヤと騒いでいるように見えた。
遅い午後の黄昏が迫るアニラオの海、、
今は、、その雄姿をサカナ達の住処と化したヘリコプターである、、
そして土管の漁礁には、、
ほのぼのと、、サカナ達の生活感が漂うのであった。
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